自己紹介

三足のわら爺 自己紹介

はじめまして! 三足のわら爺と申します。

初投稿ということで、今回は簡単な自己紹介と、このブログのコンセプトについて書かせていただきます。

自己紹介

基本スペックは以下の通りです。

  • 年齢     :アラサー
  • 性別     :男
  • 職業     :総合商社
  • 現住所    :中国
  • 語学(英語) :TOEIC890点+仕事で毎日使用。
  • 語学(中国語):HSK6級(TOEIC換算850-900点程度)+仕事でも生活でも毎日使用
  • 経歴     :東京大学法学部→総合商社→中国駐在

わら「爺」と言いながら、まだアラサーです笑 

5大総合商社のどこかに入社後、東京で3年ほど働き、その後は現在までずっと中国に駐在しています。

当ブログのコンセプト

当ブログでは、英会話に危機感を抱いた人に向けて、有益な情報を発信していければと思っています。

  • 新卒で会社に入ったは良いものの、英語が話せず仕事にならない……
  • 部署異動で海外営業になったが、テレビ会議で何の話をしているのかわからない……
  • 意味もわからない相手の言葉に、 何回「Yes」と答えただろう……

そんな危機感差し迫った悩みを解決できたらと思っています。

というのも、僕自身も同じような経験をした人間だからです。

過去の経験

新卒で総合商社に入社後、配属されたのは海外向けのトレード業務をしている部署でした。

フロアに足を踏み入れると、真っ先に耳に入ってきたのは英語の話し声です。午前中だったので、恐らく相手は東南アジアの国だったのだと思います。

声のする方向を見ると、男性の中堅社員が、大きな体を背もたれに預けながら、肩に挟んだ電話に向かって英語を話していました。

流暢に。力強く。たまに、笑いながら。

席に着いて業務を教えてもらっていると、目の前に座る、一般職の女性社員の電話が鳴りました。

僕の一つ上、2年目の先輩です。

彼女は電話を取り、やはり平然と英語で応対します。

2つほど離れた島で、別の社員が何やら電話でまくりたて始めました。

今度は中国語です(最初は何語かわかりませんでした)。

辺りを見回しましたが、他の社員の方々は別に何も驚いていません。淡々と自分の仕事をこなしています。まるで、「別にいつも通りの光景ですが、何か?」と、マウントを取られている気分でした。

すごいところに来ちゃったな……

それが、配属初日の感想でした。

ですが、その時はまだ、それほど焦っていません。

帰国子女でもなければ留学をしたこともありませんが、受験勉強を通じて英語の基礎知識はありましたし、内定者時代に受けたTOEICでも800点は取れていました。何より、性格が楽観的なんです笑

何とかなるだろう。

そう思っていました。

そして、実際に何とかなった部分ありました。

  • 海外店所から来た英語のメールを読んで、英語で返信する。
  • 海外客先から来た需要情報を日本語に訳す。
  • 海外の市場動向や取り扱っている商品に関するニュースを英語でググる。

それまでの勉強のおかげもあってか、このようなリーディングライティング業務にはあまり苦労しませんでした。

どうにもならなかったのは、リスニングスピーキングです。

具体例①-電話応対

当時、チームにかかってくる電話は1年目が率先して取らなければなりませんでした。僕が所属していたのは欧州チームだったので、日本時間の夕方からたくさんの電話が押し寄せてきます。

「○○だけど、××さん、いる?」

この程度であればわかります。問題ありません。

ですが、担当者が不在の場合は、こんなことになります。

「いつ戻ってくる? △△の件で電話したんだけど。折り返しお願いしたいのと、伝言で……って伝えといてもらえる?」

いやぁ。無理です。当時のショボショボの英語力では到底太刀打ちできません。

聞き取れたのは、最初の「じゃあ、いつ戻ってくる?」だけ。後半は、たぶんこう言っていただろうという、確度40%程度の予想でしかありません。

言いたいことはあるのに、説明できることはあるのに、口から出てくるのは「OK」の二文字のみ。脇を汗で湿らせながら

早く! 電話よ! 終われっ!!!

と祈り続けます。

やっと電話を終え、担当者が戻ってきたら、「○○さんから電話がありました。たぶん折り返し必要です」と伝えます。その時の僕は、きっと伏し目がちになっていたと思います。

定型の応答は少し勉強すればすぐ言えるようになりましたが、イレギュラーな質問や話題になればもうお手上げです。意味もないのに「Just a moment please」と言って保留ボタンを押し、不在とわかっている担当者のデスクに目を遣ります。念じたら、その人が出てくるわけでもないのに……。

具体例②-電話会議

電話会議でもやはり、最若手が議事録をとります。

こちら側は、日本側はまだいいんです。

英語を話す仕事をしている人はわかってくれると思いますが、日本人が話す英語はイントネーションが自分と同じなので非常にわかりやすいです。同じ会議室にいるので音質ももちろんクリアですし、もしわからなくても会議後に確認すれば良い。

一方。一方ですよ。相手側は、本当にやめて欲しい。

日本語で電話する時には気にもならない若干のノイズが、相手の発言を天然の穴埋め問題にしてしまいます。ネイティブだかなんだか知りませんが、馬鹿みたいに速く話すアホがいます。受験勉強で習ってない表現やイディオムも「お、やってる~?」と、お節介なオッサンばりに、ちらちらと顔を覗かせてきます。

相手が疑問文で聞いているのか言い切っているのか、わからない。

イントネーションから疑問文だとわかったとしても、文頭のBe動詞や5W1H を聞けておらず、Yes/Noで答えるものなのか、具体的な回答が必要なのか、わからない。

会議が終わり、理解できたのは、結局、3~4割ほど。

同席していた上司に「わかった?」と聞かれ、「あまり……」と答えると、「まあ最初はそうだよな」と笑ってくれます。

ですが、それも最初だけです。3ヶ月も経つと、もう何のフォローもサポートもありません。

なぜなら、英語なんていうのはできて当然だからです。

部署の人は皆が皆、英語ができます。

体感、業務の4割程度に英語が絡んでくるので、英語ができないと仕事にならないんです。

上司からは当然の如く、指示が飛んできます。

  • 「○○さん(外人)に電話して、マーケット情報聞いといて」
  • 「今度の海外との電話会議、進行お願い」
  • 「来月、○○さん(外人)が日本に来るから、お前にアテンドしてもらうことになる」

やばい、やばい、やばい、やばい……

社会人になった僕を迎えたのは、そんな「危機感」でした。

どうやってこの「危機感」に打ち勝ち、どうやって英語の壁を乗り越えたのか。

業務への慣れなどももちろんありますが、最も大きかったのは、「最速で英会話を身に着けるためにはどうすればいいのか」ということを考え抜き、すぐに実行したことだと思います。そのおかげで、リスニングとスピーキングの能力がぐんと成長し、何とか、業務に不自由しないだけの英語力を身につけることができました。

最後に

これを読まれている皆さんのなかにも、今まさに上記のような状況にいるという方がいらっしゃるかもしれません。

めちゃくちゃツラいですよね。

何となく惨めな感じがするし、ストレスフルだし、一つひとつの業務が無駄に時間かかるし、何より気疲れするし。

(僕は会社に入った時の英語、駐在した時の中国語と、このツラさを2度経験しているので、本当によくわかります)

でも、ツラいということは、ちゃんと立ち向かっている証拠です。

目の前の壁から逃げず、何とか乗り越えようとしている証拠です。

そんな皆さんのために、「少しでも早く英語を身につける方法」を伝えたい。そのような思いからこのブログを開設しました。

よければ、是非、参考にしていただければと思います。

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